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SoftEther 1.0(ソフトイーサ いってんぜろ)は登大遊によって開発され、2003年12月に発表されたVPNソフトウェア。 現在は開発・公開は終了している。現役の後継バージョンについては、PacketiX VPNおよびSoftEther VPNを参照のこと。 == 概要 == SoftEther 1.0はLANカード・スイッチングハブを忠実にエミュレートしEthernet Over IPを実現。通常のIPネットワーク上に仮想イーサネットを作ることができる。HTTP Proxy/ SSH / Socks のいずれかを使って通信するため、通常のファイアウォールを通過することが可能である。これらの機能のうち一部を搭載したVPNソフトウェアは以前にも存在したが、SoftEther 1.0が反響を呼んだのは、それまで有償製品が主流であったWindows向けのVPNソフトウエアに無償ソフトウエアとして分け入ったこと、従来のVPNソフトウエアの設定がネットワークに関する知識を必要としていたことに対し、SoftEther 1.0ではごく簡単なインストールだけでVPN機能が使えたこと、PPTPやIPsecなどのレイヤ3を仮想化するVPN技術と比較してレイヤ2 (Ethernet) を仮想化することにより柔軟なVPN構築が可能となったことなどが評価されたためである。 SoftEther 1.0は情報処理振興事業協会 (IPA) が主催する未踏ソフトウェア創造事業 未踏ユース部門に採択され、支援をうけ開発された。登大遊が個人で運営していたSoftEther.com Webサイト (後にソフトイーサが運営)で配布されていた無料版のほか、法人向けの商用版SoftEther CAが三菱マテリアル株式会社から発売されている。 未踏ソフトウェア創造事業のプロジェクト期間の終了に伴い、SoftEther 1.0の開発は2004年3月に終了した。その後、開発者の登が中心となって起業した筑波大学発ベンチャー企業であるソフトイーサが後継バージョンであるSoftEther VPN 2.0(開発時のソフトウェアの名称)の開発を開始した。 SoftEther VPN 2.0は2005年12月に開発が完了し、PacketiX VPN 2.0としてリリースされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SoftEther 1.0」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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